2022/06/23 予約システムが変更となりました | |
6月23日より以下のURLより予約をお願いいたします。 https://www2.i-helios-net.com/top.php?mdid=11111567 |
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2022/06/23 予約システム変更 | |
6/22 予約システムを更新しました。 | |
2022/06/19 子宮頚がんワクチン | |
米国では、2006年に女性、2011年に男性への接種を導入した。今回は、4価HPVワクチン(補:ガーダシル、現在は先進国では9価のシルガード9が主流)の有効性を評価したもので、2015-18年のHPV感染割合を分析している。 結果、集団全体では85%の感染割合低下が認められた。特に、ワクチンを接種していない女性でも74%低下(接種女性では90%低下)していたことは、まさに集団免疫による感染予防効果として着目すべき点だ。 |
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2022/06/10 予防接種法改正の要点 | |
@13歳以上は保護者の付き添いがなくても予防接種が受けられます。 A16歳以上は自分の判断で予防接種が受けられます。保護者欄の署名も本人の署名で可です。 補:母子手帳は必ず持参して下さい。 |
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2022/03/11 5-11歳のCOVID-19ワクチン | |
電話予約(700-7556)のみです。 予診票と母子手帳を忘れずに。接種後15分経過観察が接種後の大きな副作用はみられません。 他のワクチンを接種したときは2週あける必要があります。接種は9/30までです。 |
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2021/09/27 WEB問診ができます | |
新しくWEB問診を導入いたしました。ご自宅から問診内容を入れられるようになっていますので、事前にWEB問診のご入力をお願いいたします。 下記URLからアクセスください。 http://symview.me/medical_interview_flows/kanda-cc/public/?url_kind=1 |
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2021/03/06 子宮頚がんワクチン | |
公費接種対象外のシルガード9の自費接種受付をしますが全例登録制で大変高価です。納入価格は24000円で消費税10%を加えると26400円です。これに接種、管理費用を加え1回税込み30000円とさせて頂きます。3回接種で総額90000円になります。自費ですのでもっと安く接種できる施設もあると思います。価格重視の場合はそちらを御利用下さい このワクチンは定期接種では使用できません。 |
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2020/05/27 保湿剤 | |
アトピー性疾患の家族歴がある正期産新生児1394例を対象に、生後1年間の皮膚保湿剤使用による湿疹予防効果を無作為化比較試験で検討(BEEP試験)。保湿剤を毎日使用+標準的なスキンケアのアドバイス(保湿剤群)と標準的なスキンケアのアドバイスのみ(対照群)に1対1の割合で無作為に割り付けて比較した。 その結果、主要評価項目に規定した2歳時の湿疹発現率は、保湿剤群23%、対照群25%だった(調整相対リスク0.95、95%CI 0.78-1.16、P=0.61、調整リスク差−1.2%、95%CI −5.9-3.6)]。生後1年間の1人当たりの皮膚感染症平均発生数は、保湿剤群0.23[SD 0.68)、対照群0.15(同0.46)で、調整発生率比は1.55(95%CI 1.15-2.09)だった。 追補:保湿していればアトピーにならないと説明を受けるかもしれませんが、これが正しい意見でしょう。 |
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2019/06/23 水いぼ(伝染性軟属腫) | |
学校保健安全法(施行規則)には、学校において予防すべき感染症として、1種、2種、3種と種類分けしています。水いぼ(伝染性軟属腫)は、この中には指定はされておらず、欄外?の「その他の感染症」=時に学校現場で流行することがあり、状況によっては(3種の感染症に準じて)学校での予防措置を考慮するもの。のうちの一つとして列挙されているだけです。罹患=出席停止とか、罹患=プール禁止とかの規定はありません。 当院では、水いぼの数が少なければ5-10個以下ならばとりますが、多いときは時間(数か月以上)はかかりますが、自然消退を待ちます。 |
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2022/01/20 6/23:感染症情報 | |
嘔吐下痢症.高熱のみの夏風邪が少しみられます。 発熱の患者さんがみられますが、マスクをして受診して下さい。要すれば自宅検査用コロナ迅速診断検査キット(千葉県から供給)を無料で差し上げています。検査時期が早すぎると陰性になりがちです。38℃以上24時間以上がお勧めです。 感染予防に留意していますが、できるだけマスクをつけて受診して下さい。 予防接種の接種漏れがないか母子手帳で確認して下さい。 |
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2015/06/18 ワクチン同時接種のお勧め | |
2か月:肺炎球菌@+ヒブ@+ロタウイルス@+B型肝炎@ 3か月:肺炎球菌A+ヒブA+ロタウイルスA+B型肝炎A+四混@ 4か月:肺炎球菌B+ヒブB+四混A 5か月:四混B+BCG 7-8か月:B型肝炎 これで1歳までのワクチンは終了 1歳:麻疹風疹混合@+水痘@+おたふくかぜ@(自費) 1歳1か月:肺炎球菌C+ヒブC 1歳5か月〜2歳:四混+水痘A 3歳:日本脳炎:初年度@A(1−4週間隔)1-1.5年後B 5-6歳(年長児):麻疹風疹混合A+おたふくかぜA(自費) これで小学校入学までのワクチンは完了 9-12歳:日本脳炎2期 11-12歳:ジフテリア・破傷風の2種混合 小6-高1:子宮頚癌ワクチン(3回筋注) |
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2013/02/23 感染性胃腸炎(嘔吐下痢症) | |
感染性胃腸炎の大半はウイルスによるもので、ウイルス性の嘔吐下痢症(胃腸炎)の特別な治療法はありません。嘔吐は半日から一日たてば自然に治ります。ナウゼリン坐薬(吐き気止め)を嘔吐のひどいときに使用しても効果は余りありません。吐いても少しずつ水分摂取が基本です。下痢もどんどん出せば治ります。 下痢が長引くとき、発熱や強い腹痛を伴うときは細菌性腸炎(カンピロバクター菌,病原大腸菌など)も疑い、便培養を施行し抗生剤を使います。 |
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2012/01/19 マイコプラズマ感染症 | |
マイコプラズマ感染症:マイコプラズマは伝播力が弱く感染成立には濃厚な接触が必要なため、流行規模はインフルエンザと異なり小流行(家庭内、学級内など)ないし地域流行を起こします。感染から発病まで2-3週(10日から28日)と長めです。マイコプラズマは非常に小さい細菌で培養には特殊な方法が必要で、診断は最近できるようになったマイコプラズマ核酸検出法(LAMP法)が第一選択ですが検査ができる施設は限られています。血液検査では急性期(有熱時:普通の風邪と初めは区別がつきません)と回復期(2-4週後)の抗体を測定し4倍以上の増加があった場合,マイコプラズマ感染と診断します。簡易診断法(リボテスト)は特異性は高いのですが、感度が5-6割と陰性でもマイコプラズマ感染症は否定できません。 マイコプラズマ感染では有効な抗生剤を使用しない場合、熱が長引きますが、全例が肺炎になるわけではありません。治療(日本マイコプラズマ学会)の第一選択はクラリスやジスロマックなどのマクロライド系抗生剤で2-3日投与して効果(解熱するかどうか)がない場合は第二選択としてニュ-ロキノロン系のオゼックス(トスフロキサシリン)、またはテトラサイクリン系抗生剤のミノマイシン(8歳未満は原則禁忌)などを投与します。治療で菌が完全に消失するかと言えば、気道上皮細胞内には長く存在することが分かっています。感染力は弱く、重症化することは少ないのですが、発熱や咳が長びくのが厄介です、 |
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2011/12/08 日本脳炎ワクチン | |
厚生労働省は2009年6月から細胞(サルの腎細胞)培養法で作成された日本脳炎ワクチン(従来のワクチンはマウスの脳で日本脳炎ウイルスを増殖させ、ウイルスを不活化処理後、高度に精製)の使用を認可。2010年10月から1期未完了者(9-12歳)1期終了者への2期(9-12歳)の接種にこのワクチンが使用可能になりました。2011年6月から接種年齢はさらに拡大されています。(市のHP参照) ワクチンは2005年5月から、3期(現在は廃止)接種を受けた15歳児で重篤な後遺症(急性散在性脳脊髄膜炎:麻疹、水痘などのウイルス感染やワクチン接種後数日から2週間後、発熱、頭痛、意識障害、痙攣などの症状がみられますが、ステロイド剤による治療で大半は後遺症なく治癒します。)が残ったため積極的勧奨は取りやめていました。ただ副作用の説明を受け、承諾した児童への接種は公費で可能でした。このような状況の中、熊本県で2006年3歳児、2009年7歳児、高知県で2009年1歳児、山口県で2010年6歳児、沖縄県で2011年1歳児、福岡県で2011年10歳児、兵庫県で2013年5歳児、千葉県では25年ぶりの2015年生後11カ月の日本脳炎患者が発生しました。国内での患者発生は年間数人で中高年がすべてでしたが、このことを受け九州、山口、四国地方では開業医を中心に積極的に日本脳炎ワクチン接種が行われていましたが、今後厚労省は日本脳炎ワクチン接種を推奨することになりました。 日本脳炎ウイルスにはウイルス保菌者である豚から吸血したコガタアカイエカに刺されることにより感染しますが日本脳炎を発症する率は1000人に1-10人と少なく、大半は無症状に経過します。ただひとたび発症するとその死亡率は30-40%と高く、生存したとしても40%に運動障害などの後遺症が残ります。日本では過去5000人にも患者数が増えた時期もありましたが、1954年からの日本脳炎ワクチン接種によって1992年以降は患者数は年間数人で推移してきました。 |